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Simian Mobile Disco - Casu Marzu / Thousand Year Egg
今や大物ダンスアクトと肩を並べて高い人気を誇る、
ダンス&ロック・デュオのSimian Mobile Discoが
新しい12インチ・シリーズをリリースし始めた。
その名も「Delicacies(=美味・珍味)」


世界中のグルメな料理の名前をタイトルに命名した本シリーズは、
すでに4月に第1弾「Aspic / Nerve Salad」がリリース済みで、
第2弾の「Casu Marzu / Thousand Year Egg」がもうすぐリスナーの食卓(=耳)へと届けられる。
DigitalismやJusticeと同じ時期にダンス&ロック・デュオとしてデビューした彼らだが、
今作ではロックの要素はまったくなく、硬質で無駄の無いテクノをコンセプトとしている。
無機質に繰り返されるリズム・パターン、そして恐怖心を煽るシンセフレーズ……

正直なところリスニングには不適切かもしれない。
それにプロモ盤が配られている現段階ではあまり印象に残る作品ではない。
しかし、彼らのデビュー当時のアルバムだってそうだった。
いわゆるヒット曲というのはなく、世間ではDigitalismやJusticeばかり高く評価されていた。


ところが、後々になってSimian Mobile Discoの生み出す音圧の太さや、
ダンスフロアで本領を発揮する曲のパーツひとつひとつが、
彼らの本当の魅力として今では高く評価されている。本作が今年の夏フェスや、
大きなダンスアリーナで人々を熱狂させるであろうことはハッキリと目に見えている。
大勢で食卓を囲めば本作「Delicacies」シリーズは大そう美味しいに違いないだろう。

ちなみに……タイトルに命名された料理の名前「Casu Marzu」は
ハエと一緒にヤギのミルクを熟成させて作るウジ虫入りのヤギチーズ、
「Thousand Year Egg」とはピータンの意味。気持ちは分かるが
食わず嫌いせず、ぜひお試しあれ(笑)!


Simian Mobile Discoの最新チャートはコチラ↓
1. Matt Walsh & Zhao - Whatever (unsigned)
2. Oracy - bass mood (Mojuba)
3. Gaiser - Unstable Witness (Original Mix) (Minus)
4. Carrier - Jackmate (Phil E)
5. Aufgang - Barock (Robert Hood remix) (Infine Music)
6. Azari & III - Indigo (Turbo)
7. Sebo K - way back (Mobilee Records)
8. Its A Fine Line  - Do The Hot Tar (MKG Music)
9. Simian Mobile Disco - Casu Marzu (Delicacies)
10. Secret Cinema & Ramon Tapia - Pass The Dutchie (Original Mix) (Mistakes Music)


本稿は音楽メディア「musicReview.jp」に執筆した記事です。

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(c)musicReview.jp

posted by Tomo Tachikawa | 08:23 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
V.A. - curle 25 so far (so good)
ベルギーのディープハウス&テクノ・レーベル
"Curle Recordings"のコンピレーションCD。
といっても、ただのシングル寄せ集めとは思わないで下さい!
2006年の設立以来、派手なヒット曲は無いものの、日本で人気の
ディープなヒット曲を安定供給してきたレーベルだけに、
そのベスト盤的な位置付けの本作はとても貴重な1枚。


どの曲もクオリティーが高く、まったく飽きの来ない秀逸なトラックばかり。
なかでも、これまで未発表だったSoul Center「Switch (Atom TM Remix)」は
予測不可能な展開で、Atom TMらしい常人のセンスとはひと味違った
リミックスが素晴らしい!

本作はDJにも使えるアンミックスのDISC 1に加えて、
DISC 2にはAnthony Collins、Peter Van Hoesen、Faderら
3人が手掛けたMP3ファイルのDJミックスを3作品(合計4時間)収録。
ボーナスディスクにMP3ファイル収録ってのが、なんとも今っぽくて良い感じ。
ディープ系の作品が好きな人にオススメします! 




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Track List 

CD1

01. Efdemin – Acid Bells (Martyn’s Bittersweet Mix)
 
02. Anthony Collins – Reeves 

03. Thomas Brinkmann – Isch (Soulphiction Remisch) 

04. Anthony Collins – Another Lonely Night (Radio Edit)
 
05. Denis Karimani – Strange But Cool (2000 And One Remix) 

06. Efdemin – The Pulse (John Beltran’s Summer Light Remix)
 
07. Mark August – Warm
 
08. Efdemin – America
 
09. Tampopo – Helicopters Got Cameras (tobias. Remix)
 
10. Efdemin – Acid Bells
 
11. Soul Center – Switch It (Atom TM Remix)
 
12. CRC – Vaskitsaherra (E.R.P. aka Convextion Remix) 
  


CD 2
 

Anthony Collins Mix:
 
01. Thomas Brinkmann - Rumpf
 
02. Nico Purman - Vibration
 
03. Reynold - Space Wall (Lee Van Dowski Remix) (Unreleased)
 
04. Franklin De Costa - Rollergirl 

05. Mark August - Warm
 
06. Michal Ho - Quitior (Mark August Remix)
 
07. Reynold - Climax
 
08. Conforce - Joyless Mind
 
09. CRC - The Nymph 

10. Efdemin - America 

11. CRC - Vaskitsaherra
 
12. Wav - Nyquist Plot 

13. Nico Purman - Springz 

14. Conforce - Truth 

15. Pablo Bolivar - Internal Call 

16. Nico Purman - Miercoles 

17. Dub Kult - Crypt (District One Remix)
 
18. Conforce - Cruising
 
19. Anthony Collins - Bruised Inside (Los Updates Remix) (Unreleased) 

20. Anthony Collins - Reeves
 
21. Anthony Collins - Bruised Inside (Los Updates Remix) (Unreleased)
 



Peter Van Hoesen Mix:
 
01. Artificial Latvamäki - Ratts Leaving The Sinking Ship... (PVH Overcast Edit)
 
02. Denis Karimani - Character Melting Pot (PVH Simple Edit)
 
03. Conforce - Truth
 
04. Grimes Adhesif - Fearless Fun (Efdemin Remix)
 
05. Jonas Kopp - Tirados
 
06. CRC - The Nymph 

07. Lars Wickinger - Fade To Grass (Jonas Kopp Remix) (PVH Once Again Edit)
 
08. CRC - Vaskitsaherra (E.R.P. Remix) 

09. Mark August - Warm (Zander VT Remix) 

10. Wav - Nyquist Plot (PVH Slight Edit)
 
11. Efdemin – America 
  


Fader Mix:
 
01. Mark August - Warm (Zander VT Remix)
 
02. Conforce - Joyless Mind
 
03. Efdemin - America
 
04. Tampopo - Helicopters Got Cameras (tobias. Remix)
 
05. CRC - Vaskitsaherra
 
06. Jonas Kopp - Mico (Unreleased)
 
07. Conforce - Cruising
 
08. Audision - Basic Motion
 
09. CRC - The Nymph
 
10. Franklin De Costa - Kronn 

11. Stewart Walker - Scratched Notes
 
12. Grimes Adhesif - Fearless Fun
 
13. Walt J - Reborn (DJ Qu Remix) (Unreleased) 

14. Jonas Kopp - Ruda (Unreleased)
 
15. Efdemin - Acid Bells (Matt O'Brien Remix)


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(c)musicReview.jp
posted by Tomo Tachikawa | 07:50 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Bart Skils - Voltt 1

ダッチテクノの傑作ミックスCDをご紹介。
ダッチ(=オランダ)DJと聞けば、数年前まで
名前が出てくるのはトランス勢がほとんどでしたが、
最近はJoris Voorn、2000 and One、Shinedoeといった
第2世代のテクノ&ハウスDJが勢いを増しています。
このBart Skilsもそんな新世代を担うDJの1人です。 

1995年からオランダのダンスレーベル兼レコードショップ
「Outland Records」で働き始めたBart Skilsは、
アムステルダムの老舗クラブ「Mazzo」で自身がレジデントを務める
パーティ「Voltt」を立ち上げ、Luciano、Richie Hawtin、Marco Carola、
Ricard VillalobosといったDJたちと共演を重ね、
オランダの新世代勢力として手腕を発揮していったそうです。 

そんな彼にとって初のオフィシャル・ミックスCD『Voltt 1』。
本作は2009年にリリースされた作品で、
当時プロモ盤を手にしたときは誰だか分からず、とりあえず聴いてみました。
すると、ここ数年の間で大流行したミニマルハウス〜テクノを主軸に
ディープさは保ちつつも、今までのミニマルDJと決定的な違いがありました。
それはハウス&ディスコをサンプリングしたファンキーさです。
例えばドイツ系のミニマルが漆黒のサウンドだとしたら、
チリ系は民族っぽさを強調しているでしょう。
そんななかBart Skilsをはじめ、Joris Voorn、2000 and Oneなど、
オランダ系ミニマルに共通して言えるのはダンス・ミュージックの原点である
ハウス&ディスコのファンキーさを強調しているのです。
今後、いやもうすでに流行しているダッチサウンドに要注目です! 

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TRACKLISTING 
1. Shakedown intro 
2. David Labeij – Shakedown 
3. Lauhaus – Give it up 
4. Simon Baker – Way out of my head (..Julien Chaptal.. rmx) 
5. Salavatore Freda & Volta - Tiramisu (DJ Madskillz rmx) 
6. Spencer Parker – Zanzibar (Nick Curly rmx) 
7. Anton Pieete – Encore 
8. Bart Skils – Catwalk 
9. Size – Yeah 
10. Julien Chaptal – Mamdaye 
11. Carlo Lio – No booth 
12. District One – Dubcrystal 
13. Alex Celler – La palma 
14. Joris Voorn – Empty trash (dub mix) 
15. Pitto – The feeling (District One’s feelin’techno rmx) 
16. Jug feat. Mark Henning – The difficult word (District One rmx)



本稿は音楽メディア「musicReview.jp」に執筆した記事です。
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(c)musicReview.jp
posted by Tomo Tachikawa | 09:08 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Plastikman - Spastik
余計なものをそぎ落として、可能な限りシンプルにしたフレーズの連続。
その単調な繰り返しの中に、ほんの少し変化が訪れるだけで
ダンスフロアは爆発したように盛り上がる。
僕は静かな爆発力を備えたミニマル・ミュージックが大好きです。


だけど最近はあまりミニマルに興味が持てなくなった。
なぜなら安易な気持ちでミニマルをプレイするDJが増えたからだと思う。
ミニマルは簡単そうで難易度の高いジャンル……

ミックスは容易だけど、シンプルだからこそストーリー性を持たせるのが難しく、
イコライザーの微調整など繊細なテクニックが重要なカギとなってくる。
DJに限らず楽曲制作においても同じで、
最近は展開&盛り上り、どの曲を聴いても同じにしか聴こえない。


しかし、そんななか今でもミニマルの最高峰だと思えるのが
Richie Hawtinの別名義:Plastikmanによる「Spastik」だ。
この曲は始まりから終わりまでマーチングドラムだけで10分続くが、
微妙な加減で加えらた音圧の強弱、絶妙なフィルターの掛け具合で
素晴らしいグルーヴを紡ぎ出している。

1993年にリリースされたテクノ・クラシックも関わらず、
今でも世界中のダンスフロアでプレイされている。
リメイクやマッシュアップも数多くあるが、やはりオリジナルが一番。
それを思うと……スキンヘッドに黒ぶちメガネの”テクノ科学者”と呼ばれていた頃の
Richie Hawtinが一番好きだったな。当時の方がダイナミックで男気に溢れていたように思う。

posted by Tomo Tachikawa | 23:44 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Tom Findlay - Watch The Ride
GROOVE ARMADATom Findlayが、2007年に本人名義で
リリースした唯一のミックスCDを紹介します。
実はこのアルバムを初めて聴いたときガッカリしたんです。
というのも、GROOVE ARMADAのもう1人のメンバーである
Andy Cato (a.k.a. Journey Man DJ)がテックハウスの
敏腕プロデューサー兼DJとして活躍していて、
それと全く同じ期待をTom Findlayにも寄せていたからです。


ところが…やっとの思いで手にしたCDを聴いてみると、
Tom FindlayのDJミックスには想像してた未来的なハウスの感じは一切なく、
ダビーで、土臭くて、ディスコっぽくて期待とまったく正反対。 

それから、しばらくライブラリーに眠らせていたのですが、
ふとした機会に本作を改めて聴いて衝撃を受けました!
期待したものとは全く違うけれど、BPM120前後のカラダを揺らすのにちょうど良い
ディスコ/ダブハウス/バンドサウンドを彼はプレイしていたのです。
このとき食わず嫌いは良くないなと心から実感しました。 

自称ヴァイナルジャンキーと称するTom Findlayは90年代初期よりDJを開始。
94年に相方のAndy Catoと出会いGROOVE ARMADAを結成。
そこからヨーロッパではスタジアム級のダンスアクトとして人気を博したのですが、
あまりにGROOVE ARMADAの存在が大きいため彼の別プロジェクトは
(特に日本で)あまり知られませんでした。 


Tom FindlayはGROOVE ARMADAとは別にSugardaddyというユニットでも
活動していてリリース作品は多くありませんが、バレアリック系に
人気のレーベル"Tirk"から「Love Honey」というアシッドなディスコファンク作品を
リリースしています。これはLarry Levanがリミックスを手掛けたことで有名な
Man Fridayの「Love Honey (Love Heartache)」を今風にリエディットした
隠れ名曲なので要チェックです。もちろん本ミックスCDにも収録されています。

ほかにLindstrom「I Feel Space」、Antena「Camino Del Sol (Joakim Remix)」、
Claude VonStroke「The Whistler」などを収録。
70分のなかでファンクからダブハウス、テクノへと
一定のグルーヴをキープしながら様々なサウンドを聴かせてくれます。

GROOVE ARMADAもハウス/レゲエ/チルアウトといった振り幅の広いバンドですが、
きっとそれはTom Findlayの20年に及ぶ豊富な知識があるからなのでしょう。
ディスコ/ダブハウス好きはもちろん、GROOVE ARMADAファンはぜひ聴いてみて下さい。
彼らの音楽をもっと知る良い機会になるはずです! 

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Track List 
1. Intro - Sugardaddy 
2. I Feel Space - Lindstrom 
3. Love Honey - Sugardaddy 
4. Esto Parese Amor [club mix] - Vincent Montana Jr. & Goody Goody
5. New York Dolls - Phreek Plus One 
6. Camino Del Sol [Joakim remix] - Antena 
7. Feel Like I Feel [Glimmers Balearic house dub] - Kaos & Snax 
8. Chasing My Tail [12" edit] - Sugardaddy 
9. Player 1 [Magick Johnson edit] - Nick Holder 
10. Rubin - Bodzin & Huntemann 
11. Whistler - Claude VonStroke 
12. Money - Greenskeepers 
13. Robot Man [Riton re-rub] - Aliens 
14. Warrior [Claude VonStroke sharp toof remix] - Andy Caldwell 
15. Yah - Buraka Som Sistema


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posted by Tomo Tachikawa | 23:51 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Thomas Hammann & Gerd Janson - LIVE AT ROBERT JOHNSON VOL.4
世界中のクラブで今一番行ってみたいのがドイツ・フランクフルトにある
"ROBERT JOHNSON"。ハコの名前か?DJの名前か?一見ややこしい名称ですが……
きっと悪魔に魂を売り、超絶ギター・テクを身につけたという
伝説のブルースマン:Robert Johnsonに由来しているのでしょう。


とは言っても、ここはジャズやブルースのクラブではなく
ドイツの老舗レーベル"PLAYHOUSE"のオーナー:ATAが経営するクラブで、
Richie HawtinやRicard Villalobos、Roman Flugel、Prins Thomas等が
プレイする世界でも屈指の人気クラブ。
本作はそのハコの空気感を再現したミックスCDシリーズの第4弾。 

選曲を手掛けているのは"ROBERT JOHNSON"にて9年も続く
ロングラン・パーティ「LIQUID NIGHT」のレジデントDJ:
Thomas Hammann & Gerd Janson。


BPM120前後のちょうど良いテンポで、ハウス&テクノに限らず、
ブレイクビーツやディスコまで幅広くミックス。しかも1990年代からごく最近のものまで、
新旧織り交ぜた選曲が素晴らしい。古い曲だって新鮮に聴かせることができるのはDJの妙技。
Azymuth「Jazz Carnival」、Chez Damier「Take It Away」といった
ガラージ&ロフト・クラシックスから、Radio Slave「Tantakatan」、
DNTEL「(This is)The Dream Of Evan and Chan (Superpitcher Kompakt Remix)」まで。
ゆるいグルーヴに身を任せカラダを揺らす……
これが大人の聴くダンス・ミュージックではないでしょうか?
次回作はRoman Flugelが選曲を担当。これまた楽しみです!


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posted by Tomo Tachikawa | 00:01 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Thomas Fehlmann - GUTE LUFT(SOUNDTRACK FROM "24h BERLIN")
エレクトロニック・ミュージックが生活に溶け込む街、ベルリン。
そこで暮らす人々の1日を追ったドキュメンタリー番組「24h BERLIN」をご存知でしょうか?
本作はドイツのテレビ史上もっとも長編のTV番組として2009年にオンエアされ、
ベルリン市民の日常(非日常もある!?)を克明に描き出し話題となりました。


24時間を追ってる訳だから、当然夜のシーンもあってPaul Van Dykや
Ricardo Villalobos等が出演したり、「Tresor」や「Panorama Bar」といった
ベルリンのナイトライフまで赤裸々に記録されています。
そのドキュメンタリー番組のサウンドトラックを手掛けたのが、
なんとTHE ORBのメンバーとして知られるThomas Fehlmannなのです。

本作はドキュメンタリーのためにThomas Fehlmannが制作した
楽曲をまとめたサウンドトラック集ですが、彼のソロ・アルバム
『GUTE LUFT』として"KOMPAKT"より正式にリリースされました。


長年ドイツのテクノ・シーン発展に貢献してきた彼が、
ベルリンに住む人々の息づかい、生活のスピード感、街の騒音や空気感など
細部に至るまで全編エレクトロニック・サウンドで表現しています。
また時間帯やシチュエーションで異なった表情をみせる街の情景は、
テクノ/アンビエント/ダブ/ミニマルなど手法を変えて表現されており、
ベルリンという街を完璧に音楽へと置き換えた傑作です!ぜひ聴いてみてください。


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posted by Tomo Tachikawa | 04:01 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Hard Ton - Selfish
最近、ジャケ買いすることが少なくなったけど、
(ダウンロードで購入してるせいか?)
ひさびさにアートワークだけで衝動買いしたくなった1枚。





イタリア出身、体重150kgの巨大な体を持つHard Tonが、

DJ HELLのレーベル"GIGOLO Records"から3曲入りEPSelfish」をリリース。

ジャケットに写っている巨漢の黒人男性(本当は白人)が本人らしく、

名盤のアートワークをパロディーした自虐的なユーモアに思わず笑みを浮かべてしまう。


元ネタはスーパーモデルでカリスマ・シンガーの

Grace Jones1985年に発表したアルバム『Island Life』。

そもそもGrace Jonesのしなやかなボディライン、

ジャマイカ人ならではの鮮やかな褐色の肌が

印象的なアートワークなのだが、それをよくもまあ無様な姿に……(失笑)

この自虐的笑いを逆手に取って、カッコ良く思わせるところがスゴイ。





"GIGOLO"の作品であることや、アートワーク右上の

レトロ・フューチャーな書体から想像できるが、

本作に収録されている曲は、どれもTigaFischerspoonerに通じる

エレクトロ・ディスコとなっている。それもここ45年で量産された

安物のエレクトロとは一線を画す秀逸な仕上がりで、

アナログ機材独特の深み&温かみがトラックにしっかり表現されいる。

さらにシカゴ・ハウスの流れを正統に受け継いだ

アシッド&ブリープ・サウンドが曲をタイト(硬質)に聴かせる

良いスパイスとなっている。





彼のインスピレーションの源は

「ダイヤモンド、毛皮のコート、シャンパン」で、

自ら“21世紀最大のディスコ・クイーン!?)と名乗るくらいだから

間違いなくオネエ系なのだろう。

その証拠に全曲で独特の甲高い美声を披露している。


本作はクラブ・カルチャー(=ゲイ・カルチャー)の原点である

80年代ディスコやパラダイス・ガレージへのオマージュ

現代風にアレンジした作品ではないだろうか?

(実際、彼?彼女?が当時にどんな思いを抱いているかは知らないが……

本作「Selfish」は2010年3月リリース予定。

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↓Hard Ton「Time To Jack」のPVです。

これ超イケてるよ!!




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posted by Tomo Tachikawa | 22:52 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
Psychonauts - Songs For Creatures
2003年にリリース済みだけど、いま聴いて……
ちょうど良いくらいの、激シブ・ダンスバンドのアルバムを紹介します。

元"Mo'Wax"のPablo Clement(UNKLEのメンバーとして活躍)と
Paul Moggによるダンス・デュオ:Psychonauts。
彼らが2003年にリリースしたアルバム『Songs For Creatures』が
DJ HELLの"Gigolo Records"からリマスター版としてリリースされました。




ドリーミーなギターリフが印象的なオープニング曲「Circles 」
そして「Lifes Sweet Charger featuring Chancer」に始まり、 
中盤には強靭なビートが鳴り響くテクノ「Empty Love」あり、
A Mountain of OneのZeben Jameson、
Shakespear’s SisterのSiobhan Faheyといった
個性派ボーカリストたちを招いた幽玄なロックなど……
テクノ、ジャムバンド、ダンスロック、エレクトロ系を
好むリスナーまで幅広く満足させてくれる1枚です。

なんだか「メタモルフォーゼ」のような
野外フェスティバルの雰囲気ぷんぷん醸し出してます。




このリマスター版はジャケのデザインを一新のうえ、
新曲「Wild In Your Eyes」が追加されています。
2003年のリリース当時は時期尚早だったのでしょうか? 
あまり売れなかったんでしょうね。。。
2010年になって、突然のように再発されました。
いやいや、このアルバム超カッコイイっすよ!

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Artist: Psychonauts

Title: Song For Creatures

Label: Gigolo Records

Release: 1月25日発売(輸入盤)


Track List 

1.Circles 

2.Lifes Sweet Charger featuring Chancer 

3.Empty Love 

4.Hips for Scotland featuring James Yorkstone 

5.Hot Blood 

6.Fear Is Real featuring Siobhan Fahey 

7.Magnetic featuring Ghost 

8.Distance Between Dreams 

9.Dream Chaser 10.Worlds Keep Turning 

11.Wild In Your Eyes 

12.Take Control featuring Sam Lynham



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posted by Tomo Tachikawa | 11:32 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
GROOVE ARMADA - BLACK LIGHT

僕の大好きなダンス・バンド:GROOVE ARMADA

2月17日に6thアルバム『BLACK LIGHT』をリリースします!


これまでチルアウト/ダウンテンポ/レゲエ/ハウス/エレクトロまで

幅広く手掛けてきた彼らですが、3年振りのアルバムでは

全曲ボーカル入りでロック色を強めた作品に仕上げています。





メジャー・シーンから招き入れたゲスト・ボーカルたちが豪華で、

Empire Of The SunのNick Littlemore。彼は4曲で歌声を披露。

イギリスのポップアイドルというオーディション番組を勝ち抜いたWill Youngも参加。

言わずと知れたロックシンガー:Roxy MusicのBryan Ferryも歌っています。


今までGROOVE ARMADAを好きだった人が聴けば、

最初は戸惑いを感じるかもしれません。

だけど、ずっと聴いてるうちに……

彼らは確実にネクスト・ステージへと

進んでいるんだなぁ、ということを実感させられるアルバムです。



このアルバムが気になった方は、下記から1曲だけ

フリーダウンロードできるので、ぜひ聴いてみて下さい。

→GROOVE ARMADA - Shameless feat. Bryan Ferry




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Artist: GROOVE ARMADA

Title: BLACK LIGHT

Label: ビクター エンターテインメント

Release: 2月17日発売


Track List: 

1. Look Me In The Eye Sister feat. Jess Larrabee

2. Fall Silent feat. Nick Littlemore

3. Just For Tonight feat. Jess Larrabee

4. Not Forgotten feat. Nick Littlemore

5. I Wont Kneel feat. SaintSaviour

6. Cards To Your Heart feat. Nick Littlemore

7. Paper Romance feat. Fenech Soler & SaintSaviour

8. Warsaw feat. Nick Littlemore

9. Shameless feat. Bryan Ferry

10. Time & Space feat. SaintSaviour & Jess Larrabee

11. History feat. Will Young

12. Not Forgotten (Loose Joint Mix)*

13. Shameless (Alternative Mix)*

*日本盤ボーナス・トラック


posted by Tomo Tachikawa | 19:33 | DISC REVIEW | comments(0) | trackbacks(0) |
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